奄美大島・山間太郎からの贈り物

奄美大島・山間太郎からの贈り物

山間集落の入口(戸平)に、大きな岩にがっちり根を張った集落のシンボル”石だきガジュマル”が有る。

樹齢は、定かではないが「小さい頃から今の様に大きく、根を張っていた」と集落の長老は話していた。

あのガジュマルには昔から伝説があり、「住用村の力持ちの石原太郎と山間の力持ち山間太郎が、ちょうど山間と石原の海の真ん中にあった大きな岩を取り合い”力くらべ”をした。

山間太郎は村一番の力持ち”石原太郎”に勝って岩を引き寄せた。数年後にガジュマルが育ちあのように大きくなった」と言われて来た。昔から特に呼び名は無かったが、猫捨て場所だったためマヤンバカ(猫墓)と言われ、子供達もそこを通る時は恐々通り抜けたものだった。

また、大正時代には、ガジュマルとお寺の間に貯蔵場があり、ここからサトウ樽を積んで山間の港・モチョリ(持寄)まで運んで行った場所でもある。昔はこの木に登り、メジロ取りをしたり、渡しゃ舟を見送ったりした。まさに、村の名誉を賭けた山間太郎からの贈り物となった。

 

 

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